信頼できる塗装業者の見つけ方⑫
第384回外壁塗装講座
塗装部位の「一式」表記はトラブルのもと
塗装面積の広い屋根や外壁について、「屋根一式」「外壁一式」と書かれた見積書には注意が必要です。もしかすると「一式」という言葉のニュアンスから、すべてが含まれているような印象をもたれる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際は、なにを塗装するのかが全く見えない、曖昧な見積書の典型です。そのため、「一式」表記の見積りだけを頼りにこうじを依頼してしまうと、「なぜ一式なのに、全部塗装してもらえないのか」「こちらが想定していた箇所を塗装してもらえなかった」といったトラブルに発展しかねません。「一式」表記の見積りを受け取った場合には、どこを塗装してくれるのか、塗装部位を必ず業者に確認するようにしましょう。
見積書をチェックしていくと、「専門用語の意味がわからない」「ほんとうに、この塗料でいいのか不安」など、さまざまな疑問や不安が出てくることもあるでしょう。それらの疑問や不安は直接業者になげかけて解消してください。「素人がそこまで突っ込んで聞いてもいいのか」「面倒な客と思われるのではないか」など、業者に細かな確認をすることに躊躇する方もいらっしゃるかもしれませんが、何も言わなければ状況は変わらず、そもまま契約を進めてしまうと後悔をかかえてしまうことにもなりかねません。
そもそも疑問や不安をなげかけたときに、はぐらかしたり、威圧的な態度にでるような業者には何か後ろめたいことがあるのかもしれません。
花野井
記事検索
NEW
-
query_builder 2023/03/30
-
塗装工事のよくあるトラブル事例④
query_builder 2023/03/29 -
塗装工事のよくあるトラブル事例③
query_builder 2023/03/28 -
塗装工事のよくあるトラブル事例②
query_builder 2023/03/27 -
塗装工事のよくあるトラブル事例①
query_builder 2023/03/26